
携帯やPDAなどの<Mobile>で<Blog>をやってしまおうというモノ。
その名の由来としては、コンサルタントのアダム=グリーンフィールドによる<mobile logging>とされている。基本的には前回のBlogとほぼ同じであるが、Mobileでやるというところに大きな意味がある。昨今Mobileは急速に発展しており、高画質のデジカメを搭載した携帯電話が広く使われるようになってきている。パケット料の定額制が始まったのも更にその流行に拍車をかけた。
なお仕組みに関しては、携帯電話のメールをBlogに記事として投稿するという形になる。ならば、どういった形式になるのかというと、件名がBlogのタイトルになり本文がそのまま記事になる。特に何か面倒なことはなく非常にわかりやすいシステムなのも、好まれる理由となっているのであろう。
前述でもお話したが、moblogとは携帯電話などで書かれたメールを使用する。そのため現存するサービスに申し込む際には、moblog用のアカウント、メールアドレスを発行される。そして、そのサービスにログインすることでmoblogの使用ができる。
多くの機能は無いが、<手軽>に<みんなが持っている>であろう<携帯電話>で<リアルタイム>に記事を作成できる。正にライトなユーザーが多い日本という国では、理想的なBlogであるといえるが、そこに問題点が無いとはいえない。まずそのひとつとして、通信費の高さがいえる。はじめのほうでもお話したが、現在ではパケット定額という制度が設けられている。が、これについてもになるかもしれないが、普及率があまりよろしくない。いわゆるビジネスシーンで使われるのは、おそらく通話のほうが多いだろうし、メールだけを使うならパケット定額を申し込むより普通に使っていたほうが、圧倒的に安く済む。その結果世代によっては必要ないとされる傾向にあるため、普及率は低い。そうなった場合Moblogはお手軽に作成できるとは言い難い。もちろんMoblogのためにパケット定額にするなどもってのほかであろう。ただ現在ではパソコンのWebサイトも閲覧できるブラウザを搭載した機種なども存在するために、パケット定額を申し込む人数は増えている傾向にはある。そのことからmoblogの使用率はここから更に伸びるのではないだろうか。
さてもうひとつの問題だが、そのお手軽さゆえに公序良俗に反した画像の掲載などの規制の問題である。現存するBlogでも先回のBlog時にもお話したアダルト用のBlogであるElogなどの存在もある。お手軽さゆえにこういったものが増え続け、より若い世代が閲覧できるような危険性も示唆されている。
以上のようなものがmoblogというものである。パソコンというもの自体、今現在では多く普及したといっても携帯電話ほどの普及率はなく、その値段の問題としてもいまだ導入を検討しているご家庭も数多く存在するだろう。さらにいえば、家庭に家族分存在しているということはほぼ無いといっていい。その結果個人での使用は制限され、いわゆる<お年頃>な子供たちはその自分が書いているBlogというものの存在を両親、あるいは兄弟(姉妹)に知られたくは無いと思っていることもありやはり、抵抗というものが生まれてしまう。ゆえにユーザーはパソコンが普及し始めた世代である30代、現在パソコンを自分専用にもてるであろう10代後半20台全般に限られてしまう。もちろん例外はつきものであるからあくまで広く見た傾向にはなってしまうが。その点を考えた場合、 moblogというものはある意味で理にかなったサービスといえるだろう。先ほどもお話したがやはりパソコンより携帯電話の普及率のほうが圧倒的に高く、現在では子供ですらその身の危険を守るために、携帯電話を買い与えられている。そうなってくると個人で誰にも知られず、Blogの運営をすることは非常に安易であり、且つパソコンとは違いリアルタイムでの撮影、投稿が可能なため記事にしたい内容を忘れてしまうことなく投稿できる。わざわざ自宅に帰ってその情景を取ったデジタルデータをパソコンに取り込み、それを見ながらコメント思い出す必要が無いのだ。さらにいえばリアルタイムで事が行われるわけだから、今すぐそこで起こってる何かを閲覧者は情報として得ることができる。そのライブ感も大きな魅力のひとつだといえるだろう。